慈眼寺☆ザ・穴禅定
こんにちは、エレガンテです。
本日は四国『慈眼時』の穴禅定(穴修行)をご紹介。
四国と言えば88ヶ所の仏閣を巡るお遍路さんが有名ですが、さらに別格霊場と言うのが20ヶ所あるのをご存知でしたか?
合計すると108=煩悩の数、そう108ヶ所のお遍路を終えると煩悩が抜け落ち身も心も清らかになる?!はずでございます。
で、その別格霊場第3番が『慈眼寺』。
ここでは産道のような狭く細長い洞窟をロウソク1本で通り抜ける『穴禅定』という約1時間程度の修行を受けることができます。
「いやだよ~、オレ狭い所は苦手なんだよ。外で待ってるから一人で行ってきなよ」
「まぁ、何を言ってるの?母の産みの苦しみを知って親孝行な息子に生まれ変わる為に必要な修行なのよ」
「親孝行してるもん、オレ」
「つべこべ言わずに、行くわよっ!」
嫌がるダーリンを強引になだめすかし、
まずは白装束にお着替え。
険しい山道と言うか、ほぼ崖?を延々と登りきった先に洞窟の入口があります。
穴禅定を始める前から既に「ゼィゼィ、はぁはぁ」の私たち。
行場たる洞窟は約2億5千年前に形成された細長い亀裂形の鍾乳洞で弘法大師様が悪龍をここに封じ込めたのだとか・・。
お寺のガイドさんの後を握ったロウソクの灯りだけを頼りに、手探りで進んでいきます。真っ暗で何も見えないためカメラのシャッターをただ適当に押しているだけなのですが、私って天才?以下、ナイスショットのオンパレードが続きます
見てください、その狭さと言ったら半端ありません!
岩肌に鼻を押しつぶされ、もはや身動きの取れないダーリン。エジプトのピラミッドにも驚いたけど、ここは遥かに上回るすごさ
もちろん立って通れるなんて思っちゃいけません!
皆さま『ほふく前進』の経験ありますか?私は人生初体験
ガイドさんの指示語に従って(=目では見えないから)自分の身体を軟体動物にしないと通れない箇所もあります。
「右手あげて~、はい、頭下げて、身体を左によじって~、あっ、髪がロウソクで焦げてる、あっ、燃えてる!」
えっ!?
貴重な頭髪を失うわけにはいかないっ!!
身の毛もよだつ恐怖に慌てふためき、ジタバタと暴れるまくるも身動きが取れない可哀そうなダーリン
お陰様で私は細っちい上に身体が柔らかいので、フラッシュのたびに垣間見える彼の姿に笑い転げながらシャッターを押し続けました
私の写真?もちろん1枚もありません。生きて脱出するのに必死のダーリンに私を撮影する余裕などなかったのです。
洞窟から這い上がって出た時には、
ヨレヨレ、へったへたのダーリン。
一方、汚れ一つなく、
身も心も清らかな私~
後から聞いたお話ですと、お昼ごろ『穴禅定』に入った女性が出られなくなり、レスキュー隊が出動。着衣をはぎ取り、全身にオイルを塗り、なんとか引き出せたのは夜中の0時近くだったとか・・
ご興味を持った方は是非挑戦してみて下さいね。
一生の語り草になること間違いなし!
私たちの旅行は2017年、コロナ禍では状況が違うかもしれませんのでご確認くださいね。
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