新宿二丁目、初体験(2)
こんにちは、エレガンテです。
通りすがりに「可愛い顔してるわね」と熱い視線をダーリンに送ってきた『チャンさん』という男性に連れて行かれたのはMIXバー『HAKKU(ハック)』。
チャンさん曰く、二丁目のバーといっても大きく分けて5種類あるそうです。
・ゲイ系(男性の花園、女性はお断りが多い)
・ビアン系(レズという表現は失礼にあたるそうです、気をつけましょう)
・ドラッグクイーン系(お化粧モリモリ、圧倒される女装世界)
・ニューハーフ系(心も体もモノホンよりオンナです)
・ミックス系(LGBTがミックスされた観光客向けバー)
MIXバー『HAKKU(ハック)』は観光客も気軽には入れるお店らしいので、私たちのような初心者にはちょうど良かったかもしれません。
お店はカウンター席が十数席という細長いつくり。
ママはフルで改良工事を済まされた麗しくたくましいニューハーフの薫さん、それにビアンのつぼみちゃん、ノンケの鉄子、実はいいところのお坊ちゃまだというゲイのチャンさん、というスタッフ構成。
お客さんは女性の二人組、幼馴染だという男女、京大映画サークルの同窓生6名、と私たちで満席な感じ。
入店すると、まず表で料金システムの説明を受けます。
飲み放題、カラオケ放題で一人3000円、ジュース割りにしたければ+1000円、という明朗会計。
あとは接客してくれるスタッフの飲物代が、つど+1000円かかります。
「頂いていいですか?」と一応、聞いてくれますけど、断われませんよネ
episode1:
ママ:「お兄さん、今日は私のバースディ・パーティなのよ、お祝いにシャンパンボトル入れて 」
ダーリン:「へっ?俺が?」
私:「わぁ、ママと同じ!今日は私もお誕生日パーティなんです 」
ママ:「あら、お姉さんにもお祝いしなきゃいけないじゃないの。仕方ないわ、痛み分けよ。代わりに隣りのあんた、ボトル入れてよね」
とお隣りの男性客がボトルをプレゼントすることに・・・
episode2:
ママ:「さしつかえなければ、だけどぉ、お二人ってどんな関係?」
私:「結婚はしてませんけど、10年以上のお付き合いになるパートナーです」
ママ:「あ~、どうりでねぇ。夫婦じゃないし、不倫関係にも見えないし、今日は土曜だから銀座のママが客と一緒に遊びに来たのかと思ったわよ」
私:「銀座のママ?客?!」
ママ:「ドア開けた瞬間、違う空気が流れてきたもん」
私:「あら、それって褒め言葉に受け取っていいのかしら?」
ママ:「ちょっと姉さん、つけあがるんじゃないよ!今日は誕生日だから持ち上げてるだけなんだよっ!次は容赦しないから、覚悟しときなっ!」
私:「いや~~ん」
episode3:
ダーリン:「レモンあるかな?」
鉄子:「レモン?オレンジジュースならありますけど?」
ダーリン:「いや、レモンスライスを酒に入れたいんだけど」
鉄子:「買ってきましょうか?」
別の接客をしていたママのお顔がニョっと視界に現れるや否や
ママ:「ちょいとお客さん、ここは銀座じゃないんだよ!レモンスライスなんてシャレたもん頼んでくる客はいないんだよ。レモン1個買ってみな、次の客が来るまでに腐っちまうんだよっ 」
ダーリン:「い、いりません・・・」
とまぁ、こんな感じで、あっという間に時は過ぎていきました
勇気のある貴方、チャレンジしてみてはいかが?
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