アンチエイジングの鍵は骨にあった!~その2
こんにちは、エレガンテです。
さて、前回の復習です
1.骨芽細胞が「骨をどんどん作ろう!」というアクセル役のメッセージ物質=オステオカルシンを出すと、骨が作られる。
2.破骨細胞が「骨を作るのをやめよう!」というブレーキ役=スクレロスチンを出すと、骨が溶かされる。
3.カルシウムの貯蔵庫である骨を溶かすのは、必要なカルシウムを身体に与える為でもあるが、疲労骨折防止の為にあえて入れ替える目的もある。
また、骨が増えすぎても様々な支障をきたしてしまう為、それを調整する役割もある。
4.一方、オステオカルシンは脳に届くと記憶力アップ、筋肉に届けば筋力アップ、精巣に届けば精力アップ、といった若返りメッセージとして作用する。
5.すなわち、体内のオステオカルシンを増やすことができれば、骨は丈夫で筋肉はつらつ、認知症は予防できるし、異性を惹き寄せるホルモンは溢れ出ちゃって、お肌ピチピチ、モッテモテ、という結果になる。
じゃ、どうすれば、オステオカルシンを増やせるの~~~!?
イイ質問です
それでは、前回のコールドウェル氏にお話を戻しましょう。
彼の身体には「骨を作るのをやめよう!」というスクレロスチンが大量発生していましたね。
幼少の頃から自転車競技選手に憧れていた彼は、7歳から自転車に乗り始め、選手として無駄な筋肉が増え重くならないよう、ランニングなどの運動を極力控え、ひたすら自転車に乗り続けました。
自転車は心肺機能のアップなどには有効な運動ですが、体重が自転車に支えられているため、骨とってはただイスに座っているのと同じ、何の衝撃も与えていなかったのです。骨に衝撃が少ないため、
「骨は必要ないんだな。なら、骨を作るのをやめよう!」
とコールドウェル氏自身の骨が判断し、自ら骨作りにブレーキをかけていたのです
つまり、骨は衝撃を感知すると、その度合いを自ら判断し、骨をもっと作るか、止めるか、の命令を出す「司令塔」だったのです。
骨に衝撃を与える
↓
骨細胞が衝撃を感知
↓
体中の骨に伝わる
↓
骨芽細胞が増殖
↓
オステオカルシンが体中に放たれる
↓
若さを維持しようと各臓器が頑張る!
実はこのシステム、「進化の過程」で獲得されました。
進化?
そうです、これは進化なんです。
だって、考えても見て下さい。
ぐうたらで働かない個体 VS 活発に良く働く個体、どちらをより生き残らせたいですか。
どちらをより、同僚として、はたまた結婚相手として、選びたいですか。
間違いなく、後者でしょう?
だから、活動的な個体には、狩猟に必要な記憶力、筋力、子孫を残すために必要な精力が与えられるのです。
そして「もう、この世には必要ないな」と判断された余り動かない個体は死に向けて老化させていく・・
な、なんて、シンプルで冷酷なシステムなの!?
しかもよ、それを私たち自身の身体が、私たちの全く伺い知らぬ場所で
「この娘はまだ若い、これはもう婆さんだな」
なんて勝手に判断して、お肌のシワを増やしてくれていたなんてっ!
落ち着いて、冷静に、冷静に・・
いい?
あなたが、もし、もしもよ、
「最近、私、老けてきたかも・・?」
なんて感じているとしたら、それは、
「貴方にはもう、女性として男性を惑わすような性的魅力は必要ないんじゃないかしら?近頃すっかりオヤジ化しているみたいだしね~、そろそろ引退準備で、しみ・しわ・たるみ、せっせと作りましょうね~」
と、自分自身の身体に判断されてしまった・・、ということなんです。
あ”~~~~!!
高齢者が大腿骨を骨折すると、それをきっかけに寝たきりになると言うお話をよく耳にしますが、寝たきりになった4~5人に1人は1年以内に亡くなられてしまうそうです。
「私はまだ、若いのよ、若いの!
私の骨さん、聞いてる?
感じて頂戴!」
今すぐにでも、暴れ回って骨に知らせたい気分でしょう?
正しい姿勢で「歩く」ことが骨にはとてもよい刺激になるそうです。
あなたも、エレガンテでウォーキングレッスンを始めませんか。
いつまでも、若々しく魅力的な女性であるために・・・
おたべ 『生八つ橋フォンデュ 抹茶』
1/20~30にレッスンを受講された方へのお土産。
もちもち食感と濃厚な抹茶ソースが病みつきになる美味しさ、と大好評でした♪
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