エンビロンVSゼオスキン5:知は美の源なり
こんにちは、エレガンテです。
コロナ禍に乗じて一大決心、セラピューテックを開始し、反応期・耐久期そろそろ完成期に近付こうというにもかかわらず、その効果をあまり実感できない私、くぅ~~~
まだあきらめたわけじゃないけど、高額な化粧品には安易に飛びつかないよう賢い消費者になりましょう←笑える
■スキンケアに注意すべき理由
その1:法律上、化粧品には有効成分の配合が認められていない
※詳細は前回コラム「食べてダメなら塗ってみな!」をご覧下さいませ。
※セラピューテックで使用するトレチノインは医薬品(=医師の処方箋が必要)でその有効性が担保されています。
その2:人体構造上、肌に有効成分を浸透させるには難題がある
本日のテーマは、その2.についてです。
まず私たちのお肌=皮膚は広げると約1.6㎡、たたみ1枚分もある人体最大の臓器で、その機能たるや多岐に及びます。
・知覚機能:触感・冷感など外界の情報を察知する
・排泄機能:老廃物を汗として体外に排出する
・保護機能:外界の刺激から身体を守る
など、など・・。
ところが化粧品との関係からすると、この保護機能=バリア機能が大きな障害となります。
例えば洗顔料の泡がお肌に浸透しない、お風呂のお湯が身体に浸透しない、ということは「美容成分も浸透しない」ということなのです。
確かに冷静に考えると納得ですね。
これには物質の分子量が大きく関わっていて
表皮:分子量3000以上
真皮:分子量800以上
血管:分子量100以上
※単位ダルトン
の大きさは通さないよう出来ているんですって!
すごくないですか?改めて人体って神秘
ヒアルロン酸:100万~800万
コラーゲン:10万~60万
ヒトプラセンタ:7千~8千
とても大きすぎて通れないの。
その一方で、
メチルパラベン:166
フェノキシエタノール:138
私たちがよく目にする防腐剤ですよね。
分子量が小さいからお肌にグイグイ浸透しちゃう。
ただ、水の分子量は18。
どこまでもすり抜けちゃうくらい小さいけど、指がふやける程度で奥まで浸透しないのは体液濃度を一定に保つしくみが備わっているから。
ああ、またしても人体の神秘
防腐剤も使用するメリットが大きければ最小限度の利用はありだと思うし、分子量の大きな美容成分をナノ化したり超音波で浸透させてみたりと各メーカーさんが知恵を絞ってくれているのも事実。
それにクリアすべきは脂溶性・水溶性の問題も大きい。
皮脂膜に覆われた表皮は脂溶性物質と親和性があり、真皮は水溶性と親和性がある。
水と油ってはじき合うでしょう?
それぞれ欲しいものが異なり、必要なものを届けようとしても、互いの関所が邪魔して通り抜けられないの。
これも我々の人体の神秘が織り成すバリア機能だから感謝すべきなんだけどね。
そこで、水と油を混ぜる界面活性剤だとか、○誘導体、プレ化粧水、etc.とバリア機能を突破するための化粧品が生まれてくるわけ。
ちなみに
フラーレン(水溶性・脂溶性):720
セラミド(脂溶性):636
APPS(水溶性):560
ビタミンA(脂溶性):286
貴方はどんなスキンケアを選びますか。
学ぶ女性は美しくなれる。
知は美の源なり。
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