アンチエイジングの鍵は骨にあった!~その1
こんにちは、エレガンテです。
本日は究極のアンチエイジング、永久保存版のお話です
人の身体は各臓器がそれぞれにメッセージを発信していて、そのメッセージを血液が各臓器に伝達する、という情報ネットワークシステムを構築していることをご存知でしたか。
これまで身体をコントロールしているのは脳で骨なんぞ身体を支える棒っきれ?のようにしか扱われていなかったと思いますが、その「骨」こそが「若さ」をつかさどるメッセージを発信していたことが、最新の研究で明らかになりました。
えっ、骨が若さを?
と思われるでしょう。
でも、思い返してみて下さい。
宇宙飛行士が宇宙から帰還し地球に降り立つと、車イスで運ばれている光景、記憶にありませんか。そう、無重力状態の宇宙では骨が溶け出し、自力で歩くことすらできない身体になってしまうのです。
それが宇宙の1日は地球の1年とも言われる由縁です。
今回のお話を読んだ後には、
「伝説の浦島太郎は宇宙人に連れ去られた日本人に違いない」
と身体が震えてくるに違いありません、・・・私がそうでしたから。
さぁ、それではそのメカニズムを解き明かしていきましょう。
Here we go
米国を代表する自転車競技選手のコールドウェル氏は19歳でプロデビュー、数々の戦績を残しましたが、骨の異常で引退。
現在は33歳ですが、異常が発覚したのは25歳の時、友人宅へ行く途中に雨で自転車がスリップし大腿骨を骨折したのがきっかけでした。
「強靭なアスリートであるはずの自分が、なぜ、この程度で骨折を?」
骨密度を検査したところ、なんと、80歳平均の骨量しかありません。
さらに詳細な検査をすると、彼の骨からはスクレロスチンという物質が大量発生していたことが分かります。
では、このスクレロスチン、という物質の正体は何でしょう?
それは、これまで80症例しかないとされる超難病「硬結性骨下症」の研究で偶然、解明されました。
「硬結性骨下症」は骨が異常に増えてしまう病気なのですが、例えば頭蓋骨がどんどん厚くなると、どうなると思いますか?
頭蓋骨が脳を圧迫し激しい頭痛に見舞われます。視神経が圧迫されると眼が見えなくなり、聴覚神経が圧迫されると耳が聞こえなくなり・・。
この病気に苦しむドレイヤー氏は、8歳のときから5年に一度、頭蓋骨をはずして、内側の骨を削る手術を繰り返さなくてはならなかったそうです・・・
そのドレイヤー氏には生まれつきスクレロスチンが存在しません。
骨がどんどん増えてしまうドレイヤー氏にはスクレロスチンがなく、骨が減ってしまったコールドウェル氏にはスクレロスチンが大量発生。
そうです、スクレロスチンは破骨細胞が作る「骨を作るのをやめよう!」というブレーキ役のメッセージ物質だったのです。
反対に「骨をどんどん作ろう!」というアクセル役のメッセージ物質は、骨芽細胞が作るオステオカルシン。
骨は一見もの静かに固まっているように見えますが、3~5年ですべて新しい骨に入れ替わります。
なぜかと言うと、骨は身体を支える重要なフレーム、強い衝撃にも耐えられるよう常に新しい骨に入れ替えることで、疲労骨折を防止しているのです
そして、このオステオカルシンの「骨をどんどん作ろう!」というメッセージが、脳に届くと「記憶力をアップせよ!」、筋肉に届くと「筋力をアップせよ!」、精巣に届くと「精力をアップせよ!」という若返りメッセージに変換されるという訳です。
えっ、どうして、変換されるの?
どうすれば、オステオカルシンを増やせるの?
知りたいでしょう?
それは、次回のお楽しみにね
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